今回は下味冷凍について解説します。
毎日献立を考えて、キッチンで作業するのは大変!
私はめんどくさがりな上にとても料理が苦手なのですが、それでも自炊が必要なためなんとか楽にできる方法を日々探しています。
その中でも最近お気に入りなのが「下味冷凍」!
早ければ1時間位で一週間分の主菜を用意できるのでおすすめです。
今回は、そんな下味冷凍を活用して一週間分の主菜をどのように準備しているのか?や、注意点などを紹介したいと思います。
下味冷凍試してみたけど美味しくない・まずいなあと感じている方も、私の実際の経験をもとに紹介する工夫次第で改善できることがあるため参考にしてみてください!
料理が苦手な方、一緒に少しでもラクしましょう!
そもそも下味冷凍って何?
そもそも下味冷凍って何?
と思う方もいるかもしれません。
下味冷凍は、その名の通り、お肉などの食材に「下味をつけて冷凍」することです!
ポリ袋やジップロックに肉や野菜を入れ、調味料を揉み込んで冷凍します。
私はこの下味冷凍にとても助けられています!
下味冷凍のメリットは?料理嫌いにおすすめな理由
そんな下味冷凍ですが、料理が嫌いな私がおすすめする理由にはこんなものがあります。
- 冷凍するから長持ちする
- 食べるときは加熱するだけ◎
- 作り置きより準備作業が簡単・時短!
それぞれの理由について早速説明していきますね!
下味冷凍のメリット①冷凍するから長持ちする
下味冷凍は、食材を冷凍で保存しておくので長持ちです。
本当は明日食べようと思って準備していたけれど、急遽予定が入ってしまったので食べられない!という場合も下味冷凍なら大丈夫。
ストックしておけば長く食べられるので、早く食べなければと焦ることもなくなります。
下味冷凍のメリット②食べるときは加熱するだけ◎
下味冷凍のメリットその②は、ご飯の準備が時短できるところです。
実際には、下味冷凍のストックを当日や前日に冷蔵庫に移し解凍する作業もありますが、中には冷凍したまま加熱するというレシピもあります。
解凍が必要なレシピでは、解凍したストックをフライパンなどで加熱すればその日のご飯は完成!
場合によっては当日に野菜を切って下味冷凍のお肉と炒めることもあります。
野菜の種類によってはお肉と冷凍してしまってもいいので、その場合は本当に加熱するだけ。
今日は献立どうしよう?と悩むことなくストックから加熱すればできあがりというのは忙しい方にも嬉しいのではないでしょうか?
下味冷凍のメリット③作り置きより準備作業が簡単・時短!
私が下味冷凍でとくに魅力を感じているのが、作り置きよりも準備にかかる作業が簡単で時短なところです。
やはりめんどくさがりな私は一時期作り置きにもハマっていたのですが、これの大変なところはすべての料理を一度に済ませなければならないところでした。
一日分の料理だけでもめんどくさいのに、数日分のご飯を野菜のカットやフライパンでの加熱など含めてすべてやらなければならないのが負担になって、やめてしまったのですね。
おまけに私は段取りがうまくできないので、時間がすごくかかってしまうという。
その点、下味冷凍は食材に味をつけるところまでで作業が終わるので、比較的短い時間で済みます。
この時短効果によって、「すぐ終わるしあとでラクできるから」と作業を始めるまでのハードルを下げられるというのも大きいですね。
いくらいい方法でも、作業を始める心理的なハードルが高いと続かないと思っています。
そんなわけで、今のところ自分にとって続けられる方法がこの下味冷凍です!
とはいえ、めずらしくやる気がある時は副菜を作るために作り置きを併用していますよ。
下味冷凍のデメリットはある?
下味冷凍のおすすめポイントを知っていただいたところで、私が感じているデメリットも正直にお伝えします。
個人的には、下味冷凍はこんなところが残念かな?と思いますね。
- 野菜の食感が変わってしまうことが多い
- 味が濃くなってしまうことがある
- 解凍を忘れてしまうことがある
冷凍することによって出てくるデメリットが多いですね。
人によっては「どうしても耐えられない!」と思うこともあるかもしれません。
下味冷凍のデメリット①野菜の食感が変わってしまうことが多い
下味冷凍をすると、野菜の食感が変わってしまうことがあります。
たとえば、たまねぎなどはちょっとふにゃふにゃした食感になってしまう可能性も。
人によってはこれが苦手ということもあるのではないでしょうか。
下味冷凍のデメリット②味が濃くなってしまうことがある
下味冷凍をするときに、味付けによっては濃い目になってしまうことがあります。
おそらく、レシピの分量の問題の他にも、冷凍している間に味が染み込みすぎてしまうなどの原因がかんがえられるのではないでしょうか。
実際に当日調理しないと味の具合はわからないので、その時は調整しなければなりませんね。
下味冷凍のデメリット③解凍を忘れてしまうことがある
デメリット3つ目は、解凍が必要なレシピの解凍を忘れてしまうことがある点です。
だいたい私は当日の朝〜昼にストックを冷蔵庫に移動させるようにしているのですが、うっかりこの作業を忘れてしまうこともあります。
その場合はフライパンに突っ込んで蓋をして弱火で解凍したりしています笑
下味冷凍ではなく作り置きなどであればこういった心配はないかもしれませんね。
下味冷凍がまずい・美味しくない?こんなレシピに注意!
デメリットの項目で挙げたように、下味冷凍をすると食材の持つ美味しさが失われてしまうこともあります。
下味冷凍ってなんだか美味しくない、まずいと感じる方がいても不思議ではありません。
私自身も、最初のうちさまざまなレシピを試し、中にはこんなの食べられない!という結果になったことがあります。
実際に試してみて、美味しくないと感じることが多かったレシピにはこんな物があります。
個人的な感想ですがよければ参考にしてみてください。
- レンジで調理するレシピ(とくにこま切れ肉)
- 野菜も一緒に混ぜるレシピ
こちらの項目では、これらのレシピで私が感じたことと、それに対して美味しく食べられる工夫をしてみた結果をお伝えしています!
試したいけど失敗したくないよ〜という方はぜひとも目を通しておくことをおすすめします!
レンジで調理するレシピ
レシピの中には、レンジ加熱で簡単にできる!というものもあります。
しかし、食材の種類によってはレンジ加熱のせいで美味しくなくなってしまうことがありました。
個人的には、こま切れ肉などのお肉をレンジで調理すると、ほぐれず固まってしまって本来の美味しさが失われてしまうことが多いように感じます。
こういったお肉のときは、レシピに「レンジ加熱」と書いてあってもフライパンで炒めるのがおすすめです。
実際、一度指示通りにレンジで作ってあまり美味しくなかったレシピをフライパン加熱で再度作ったところ、断然食べやすくなりました。
また、レンジでできる下味冷凍のハンバーグは、レシピ通りに加熱すると箸が折れそうなくらい硬い仕上がりに……
その時の体験や対処法はこちら↓
一方で、鶏むね肉などの加熱はレンジでも美味しく作れるかなと感じています。
野菜も一緒に混ぜるレシピ
野菜をお肉と一緒に揉み込んで冷凍するレシピでは、野菜の種類によって美味しくなくなってしまうことがあります。
たとえば、食感が変わってしまう場合があるというのも一つの理由。
もう一つは、加熱の際にお肉と同時に炒めることになるので加熱しすぎて色が変わってしまうことがあるという点が挙げられます。
これらの解決方法としては、当日野菜を入れるのが一番ですね。
下味冷凍では以下のような野菜に注意!当日入れるなどの工夫を
- 玉ねぎやもやしなど:ふにゃふにゃした食感に
- じゃがいも:冷凍に向いていない!もそもそ?した食感に……
- ニラなど:加熱も同時にすることになり、加熱しすぎて変色しやすい
また、冷凍しても美味しくいただける野菜を使うというのも一つの方法です。
個人的に、豚バラと白菜の炒め煮っぽいレシピなどでは白菜を一緒に冷凍することでやわらかく美味しく仕上げられたと思います。
個人差もあると思いますので、好みや優先度に合わせて野菜を追加するタイミングを考えてみるのがおすすめです!
【自己流】下味冷凍で一週間分の主菜を適当準備する流れ
私が実際に下味冷凍で毎週の主菜を準備する流れを以下に紹介しています!
ちなみに、私が下味冷凍の際に必ず使っているのが「アイラップ」です。
油もの以外であればそのままレンジ加熱にも使えるため便利。
ジップロックやその他の調理用ビニール袋でもいいと思います。
野菜と肉を両方カットする場合は野菜を先に切るか「まな板シート」も活用しています。
- 準備:1食材を用意する
一番大変。まとめて肉や野菜を購入してくるため重い。本当はネットスーパーで買いたいです。
慣れるまでは何を作るか予定を立ててから買っていましたが、今は適当です。
レシピを覚えているわけでもなく、「なんとかなるっしょ」ということで…… - 準備:2買ってきた肉を袋に入れていく
だいたいのレシピでは、肉を入れてから調味料を揉み込む流れが多いので、先に肉をどんどん袋に入れていきます。
カットが必要な肉はカットしてから入れます。 - 準備:3野菜を入れる場合は入れる
野菜を一緒に入れる場合は、カットして袋に追加します。
味が染み込みすぎてしまうのを防ぎたいときは、調味料を揉み込んだ後上に乗せるようにするのがおすすめです。 - 準備:4調味料を揉み込む
調味料をそれぞれのレシピに合わせて入れ揉み込み、袋を閉じます。
液体が多い場合は念のため袋を二重にしています。 - 準備:5冷凍庫に入れる
準備したストック達を冷凍庫に入れていきます。
私はアルミバットに乗せる形で入れています!形を整える必要があるレシピ以外は、重なってもあまり気にしません。
レシピ名などのメモを袋に貼るとわかりやすく◎。 - 当日:1解凍する必要があるストックは冷蔵庫へ
当日、解凍してから加熱する必要があるレシピについては冷蔵庫へ移動します。
朝入れておくと安心ですね。
忘れていて昼に移動させるときも多いのですが、この場合は半解凍状態になっていることもあります。ですがあまり気にしません。 - 当日:2加熱する
用意したストックをフライパンやレンジで加熱します。
当日野菜を追加する場合はここで追加します!
味を見て調整することもありますが、やっぱりあまり気にしません。
必要に応じて副菜などを準備して、今日のご飯のできあがりです。
やる気があれば副菜を作り置き(でも大体やる気ない)
主菜を下味冷凍し、やる気がまだあったら副菜を作り置きすることがあります。
下味冷凍のときに余ったもやしなどを副菜にすることも。
ちなみに、やる気がなかったら当然やりません。
こうなったら仕方がないので、当日に味噌汁でも作ることにします。
本当にやる気がないときは、買ってきたレタスをちぎってサラダ代わりにしています。
レタスの芯に爪楊枝を三本刺しておくと一週間くらいは美味しく食べられるのでおすすめですよ!
その他にも、簡単にできるスープなどをストックしておくのが楽!
その日の主菜のボリュームなどに合わせて準備できるといいですね。
個人的なおすすめレシピ&味付けを紹介!
今まで下味冷凍を試してみて、これは美味しかった!ラクだった!というレシピや味付けを紹介します。
個人的なおすすめですが、これから下味冷凍を試したいという方の参考になれば嬉しいです。
なにか新たな発見があったら随時更新予定です!
調味料これだけ!?しかも冷凍から加熱OKなレシピ
鳥手羽元がお好きで、味ぽんもお好きならこちら、ミツカン様のレシピが簡単でおすすめです!
なんと味付けは味ぽん・水・おろししょうが・おろしにんにくのみ。
私はしょうがチューブ・にんにくチューブを使っています!
おすすめポイントはもちろんその味付けの簡単さと、冷凍のまま調理できるところ。
美味しいとラクを両立していて感動しました。
注意点は液体が多いこと。
念のため、袋を二重にして保存しています。
リピート確実な豚こまレシピはこれ!
かの有名なまりえ様の「つくりおき食堂」のこちらのレシピは、かなりリピートさせていただいています!
なんといっても、ケチャップを使ったコクのある味がたまりません!
味の好みが合わない家族も気に入っているので、もしかしたら一番リピートしてるかも?
ちなみに、もやしを後から入れる必要があるので、消費期限に合わせて週のはじめに食べるようにしています。
その他にも「つくりおき食堂」には美味しいレシピがたくさんありますよね!
唐揚げも下味冷凍と相性◎
私は鶏の唐揚げも頻繁に下味冷凍でストックしています!
ご自身のお気に入りの味付けで冷凍しておいて、当日半解凍したら片栗粉などをまぶして揚げればOK!
全解凍するより半解凍のほうが粉をまぶしやすい気がしています。
個人的に、焼肉のたれだけで味付けするのが超ラクチン!
お肉の量に合わせて大さじ3〜5程度のたれを揉み込んで冷凍しておくだけなので、こんなにラクなことないです。
最近ハマったおすすめな味付け!
(更新予定)ほかにも、以下のような組み合わせでの下味冷凍にもハマっています。
- めんつゆ+にんにくチューブ+しょうがチューブ
まとめ:下味冷凍を上手に使ってもっと気楽にご飯を作ろう!
今回はめんどくさがりな私のおすすめ、下味冷凍について語らせていただきました!
実際に試してみると、美味しくないレシピに出会ってしまったり、失敗したりなど、余計に面倒な状況になることもありました。笑
しかし、作業のハードルが他の方法に比べて低く、個人的にはかなりおすすめです!
私の経験からお伝えした注意点や対処法などを活用すれば失敗も抑えられると思いますので、みなさんもぜひ下味冷凍でもっと気楽にご飯を準備してみてくださいね!
下味冷凍は時短・簡単!とってもおすすめですよ!
下味冷凍をやってみようと思われている方はよろしければこんな記事↓も参考にしてみてください。