最近、料理家さんのレシピなどをSNSやらYouTubeやらで保存しまくるのにはまっているのですが、いざ夕食を作ろうとすると「どれにしよう……」と迷子になって、結局脳が死んでしまうんですよね~涙
「おいしそう!」で溢れたスマホの中身は、もはや整理不能な「レシピのゴミ屋敷」。
献立アプリも便利だけど、嫌いな食材が出てくるとテンションが下がるし、わがままな私の「お気に入り」だけで最強の献立を作りたい…!

そんな絶望の中にいた私ですが、最新AIを組み合わせたら自分専用の「レシピコンシェルジュ」が爆誕したので共有します!
今回作った献立提案システムでは、以下のことができます!
システムとかAIとかよくわかんないという人も、スマホやGoogleアカウントがあれば比較的簡単にできるからやってみてほしい……!
なお、「いろいろ書いてるけどあんたが作ったプロンプトだけ見たいんだぜ!」という人は、目次から飛んでくださいね!
レシピを保存しまくり、もはや「ゴミ屋敷」なスマホ
SNSで保存した大量のレシピは、整理しないまま溜め込むとまるで「ゴミ屋敷」状態になり、献立を決める際の大きなストレスに。だからといって整理は苦手なので、そのままになりがちな私です。
Twitter(X)・YouTubeのリストやブラウザのブックマーク、適当に撮ったスクショ。保存した瞬間はやる気に満ち溢れているのですが、いざキッチンに立つと、どこに何があるか分からなくなりますよね。
探しているうちに時間が過ぎ、結局いつもの適当な料理で済ませてしまう……。
この「保存するだけで満足して終わる現象」は、献立作りにおいて最も脳を消耗させる原因なんじゃないか?と思っています、、。涙
献立アプリの「これじゃない」感。
既存の献立アプリは、自分の細かい好き嫌いや「今あるもの」を完璧に反映してくれるわけではなく、どこか妥協が必要になります。
「便利だけど、ピーマンとしめじは絶対に入れたくないんだよな……」とか、「今日はこの食材の気分なんだけどな」といった、自分だけのこだわりってありますよね。ていうか、うちは家族の好き嫌いが異常に多すぎるので、それも悩みの種なんですよ~!
世に出ているアプリだと、嫌いな食材を避ける設定が面倒だったり、気分に合わないあんまりなレシピを提案されたりして、結局テンションが下がってしまうという。かえって献立の作成に時間がかかることもあります。
結論:「NotebookLM」と「カスタムGem」を組み合わせたら、自分専用のレシピコンシェルジュが爆誕した
そして限界を迎えたある日、私は気づきました。

Googleの「NotebookLM」にレシピを貯め、「カスタムGem」でルールを決めることで、自分好みの献立と買い物リストを自動で作る仕組みが構築できるんじゃないの~?
ということで、やってみました。
こちらの項目では、私が試行錯誤の末に見つけた「AIコンビ」の活用法について解説します。これらを連携させると「レシピを放り込む」と「献立作ってと頼む」だけで、好きなレシピオンリーで一週間の献立を自動作成してくれるんじゃね?というわけです。まさに最強の布陣!(たぶん、、、)
とりあえず、まずそれぞれのツールについてなんぞや?という解説をしておきます。
NotebookLM
私も最近知った存在で、実はめちゃくちゃよくわかっているわけでもないのですが、、
NotebookLMは、自分が渡したソース(URLやテキスト)だけを知識として扱ってくれる、Googleの超便利なAIツールです。(たぶん)
まあ、これを使うと、普通のAIと違って、ネットの情報を適当に拾ってくるのではなく、「私が教えたレシピだけ」を見てくれるってことですね。
料理家さんのYouTube動画のURLや、ブログ記事、メモをポイポイ入れておくだけで、そこが自分専用の「魔法のレシピフォルダ」になるってことですね。これなら、知らないレシピが混ざる心配もありません。
カスタムGem
カスタムGemは、AI(Gemini)に「私の嫌いなもの」や「献立のルール」をあらかじめ覚えさせておけるカスタマイズ機能です。
これを作っておくと、「ピーマンとしめじは絶対に使わない」「麺の日に味噌汁は付けない」といったわがままなこだわりを、いちいち説明しなくていいのが最高!
まあ、これカスタムGemの指示文にレシピ入れとくとかもありっちゃありなのかなとは思いますが、そうすると指示文が膨大になるし、画像とかの場合不便だと思うし、いちいち指示文をいじらなきゃなんですよね。
あと、NotebookLM単体でもソースをもとにしてチャットをおこなうことができるんですよ。そこで献立を作ってもらうのでも全然いいのですが、なんかいまいち頭がよくない感じで柔軟性に欠けたので、結論GeminiとNotebookLMを連携させるのがよさげかなーという印象。
NotebookLMという「本棚」から、カスタムGemという「秘書」が私の好みに合わせて献立を抜き出してくれる、そんなイメージですね。
スマホで寝ながら作った「最強の献立システム」構築レポ
このシステムは一度構築してしまえば、あとは布団の中でスマホをいじるだけで、1週間分の献立と買い物リストが完成します。
準備は、NotebookLM内で「レシピ」という名前のノートブックを作って、ソースをポイポイ入れる&カスタムGemにプロンプトを入れる、これだけ。作業自体はスマホアプリでも完結できるのですが、いくつか地味にハマった罠がありましたのでそこもご紹介。
準備① NotebookLMノートブックを作ってレシピを入れる
NotebookLMのアプリを起動して、まずは、レシピとかそういう名前を付けたノートブックを作成します。作ったノートを選択すると、「ソース」という項目があるので、そちらからURLなどを入れていくという感じです!

また、Twitter(X)のURLはそのままでは読んでくれないことが多い?っぽいので、画像やテキストでレシピを渡すのが確実かもです。

それから、ソースを追加する時は、YouTubeなら「YouTube」というメニューを選んでから貼ると、動作がスムーズに感じましたよ!
ソースとして追加するレシピのおすすめは、YouTubeやWebサイトのレシピです。これらのソースは高速モードでも提案してもらえました。
おそらくですが、高速モードでは画像やテキストのソースを読めない?のかなあと考えています。細かいことがわかったら追記します!
準備②Geminiを起動してカスタムGemを作る
次に、スマホやPCでGeminiを起動して、カスタムGemというのを作成します。名前は「献立・レシピ」とか「献立提案さん」とか?好きな感じでよいです。
そして重要なのがプロンプト(指示文)。私が試行錯誤したプロンプトについては後述しますが、ここに入れた指示に従ってGeminiが献立を作ってくれるので大切です。
知識(参照ソース)を設定するのも忘れずに!ここにNotebookLMで作成した「レシピ」のノートブックを設定します。複数設定もできそうなので、1つのノートブックに収まらないという場合も大丈夫そうですね!

もろもろ設定したら、「保存」「更新」のボタンを押しましょう!
スマホ派への注意
カスタムGemの作成だけはWebブラウザからになります。といってもまあ普通にアプリからWebに接続されるだけです。びびらず。
地味にハマった罠
カスタムGemの設定を少しいじると、参照先に指定していたNotebookLMがなぜか外れてしまうという「だるい」仕様がありました。

「あれ?レシピ読んでくれないぞ?」と思って設定画面を見たらNotebookLMが消えていることも。追加し直すとあっさり解決します。
3時間の試行錯誤で完成!そのまま使えるプロンプトはこれ!
最終的にできたプロンプト。献立の禁則事項や買い物リストの作り方をガチガチに固めた、私渾身のプロンプトです。
コピペして貼るだけで、ある程度献立を立ててくれるはず!ご自由に使ってカスタマイズしてくださいね!もうこれが本当に大変でした、、、、
(注意点:YouTubeやWebサイト以外のソースを追加していても(画像やテキスト)、モードの違いによるのか提案してくれないことがあります。最初はYouTubeやWebサイトを登録していくのがおすすめかも!)
【コピペおk】プロンプトはこちら↓
専門のレシピコンシェルジュとして、参照ソース(NotebookLMの資料)のレシピを厳選し、栄養・量・味のバランスが良い1週間の献立を提示してください。指示がなければ夕食のみ提案。
【絶対遵守:検索と抽出のルール】
• 思考のステップ: 献立を立てる前に、必ずソース内の全レシピを詳細にスキャンすること。
• ソース優先: ソース内に存在する食材のレシピ(例:鶏むね肉)がある場合、外部知識で「ない」と判断せず、必ずソースから抽出して使用すること。
• 原則、参照ソースに記載されているレシピのみを提案すること。 勝手にソースにない食材(厚揚げ等)を足したり、既存レシピにない具材(卵焼きにほうれん草等)を混ぜたりしないこと。
• ただし、「特例」項目に記載したもの(焼き魚、味噌汁、サラダ)のみ、ソース外からの提案を許可する。
【献立構成の重要ルール】
• 主食の重複厳禁: 1食の中で、ごはんものと麺類を同時に出さない。
・麺類(そば、うどん等)の日は、お味噌汁を組み合わせない(汁物が重なるため)。
• 満足感の維持: 炊き込みご飯の日は肉・魚の主菜を付ける。焼き魚などボリュームが控えめな日は、ソース内からボリュームのある副菜を選ぶか、副菜を2品にする。
• 生食材の効率的な使い切り: * 同一の「生の食材(例:キャベツ1玉)」を、月曜は「炒め物(ソース内)」、水曜は「スープ(ソース内)」のように、別の日に別のレシピで活用することで、1週間で無駄なく使い切る計画を立てること。
• 「調理済みの料理」を数日後に作り置きとして出すことは禁止。 あくまで「その日に調理する」こと。
• 連用回避: 同じ食材(肉の種類や特定の野菜)がメインとなるレシピは連日を避け、中1〜2日空けること。
【ユーザーの好み・制限】
• 嫌いなもの(使用不可): しめじ、ピーマン
• 避けるもの: 手間のかかる料理(餃子など)
• 代替案: 嫌いなものが含まれるレシピを採用する場合、必ずソース内の別の食材での代替案を併記する。
【特例(参照ソース以外で提案可)】
• 焼き魚(鮭、ほっけ等): 週2日まで。
• 味噌汁: 食材問わず。一度作れば翌日(1回のみ)まで出して良い。週に2回まで作れる
• サラダ: 週1日程度。
【出力の順番】
1. レシピ名リスト:曜日ごとに。
2. 買い物リスト:生鮮食品と調味料・ストック品を分離。生食材の使い切りを考慮した分量で。
3. レシピの詳細:手順を含めて時系列で記載。
4. 季節のおすすめ提案:今回の献立や参照ソースにはない、「旬の食材」を使った一品をコラム的に紹介。ユーザーの今後のレシピ収集のヒントになる情報を添えること。こだわりポイントはこちら!
- 食材(キャベツ1玉とか)を賢く使い切るルール。
- 「麺の日に味噌汁はいらない」という絶妙なこだわり。
- 嫌いなものは徹底排除。
手順
- プロンプトをカスタムGemの指示文ボックスに貼り付けて、更新。(念のため「知識」設定のNotebookLMは一度削除して再度追加するのをおすすめ)
- カスタムGemから新しいチャットを開始。
- そのチャットで、「2月2週目の献立を作って」とか「冷蔵庫に○○があるんだけどこれで献立を立てられそう?」などひとこと伝える(PROモードを推奨)

これ、実行中にめちゃくちゃ時間がかかって不安になりますが、水でも飲んだりゲームしたりして待っててください。一応ちゃんと回答はしてくれる、はず
実際使ってみた。AI献立の「ご愛嬌」と限界は、あります

AIによる献立作成はめっちゃ便利ですが、たまに日付の感覚がバグるなどの「可愛らしいミス」が発生することもあります。
例えば、私の時は「前日の味噌汁は翌日にも出して」というルールを入れたら、実際には「おとといの味噌汁」を勧めてくることがありました(笑)。
また、無料版の制限で「思考モード」「高速モード」になると、NotebookLMの中身を読み飛ばしているっぽい?事象が発生しています。
まあ、無料の範囲でここまでできれば十分すぎるかな~とは思いますが、できればちゃんとテキスト・画像も読んでほしい、、
【FAQ】よくありそうな疑問
AI献立システムを導入する際、気になりそうなポイントをまとめました。
嫌いなもの(ピーマン等)を勝手に入れられない?
プロンプトで「絶対遵守」に設定しておけば、基本は大丈夫です。たまにボロが出たら「ピーマン抜きで!」と言い直せばすぐ修正してくれます。
プロンプトの修正はどうやるの?
カスタムGemの編集画面からいつでも直せます。自分の好みが変わったらどんどん書き換えちゃいましょう。
特定の食材(鶏むね肉とか)で検索もできる?
できます!「ソースの中から鶏むね肉でできるやつ教えて」と聞けば、お気に入りの中から提案してくれます。

献立の悩みはAIに丸投げして、料理を楽しく
献立作りのストレスから解放されると、大好きな料理家さんのレシピを作る時間がもっと楽しみになる、かも?
3時間かけてプロンプトをいじっていた時は「これ自分で考えたほうが早いんじゃ……」と心が折れかけましたが、一度仕組みができればこっちのもの。
脳死状態で「最強の献立」が手に入る、これはいいんじゃないでしょうか。
ちょっとこれ作るのめんどくさい、連携とか無理かも~って方は、NotebookLMにレシピのURLなどをまとめてみるところから始めてみるとよいかもしれません!
