クリスタのLT変換設定を保存するならオートアクション！手順を解説

LT変換が大好き
MN

3DのLT変換設定がいい感じにできたかも！

他の設定もいろいろ試してみたいけど、元の設定に手作業で戻すのは大変そう

とくに、細かい数値やグラフなど、いろいろ試した後にいちいちお気に入りの設定に戻すのは骨が折れます。

そういう時は今の設定を保存しておけばいいんです！

でも、どうやって？

今回は、クリスタの「オートアクション」機能を使って、現在のLT変換の設定を保存する方法を解説します。

筆者が実践した画像付きなので、オートアクションがよくわからないという人も簡単にできるようになっています！

そもそもいい感じにLT変換できない、コツを知りたいという方には以下の記事がおすすめです。

オートアクションでは操作を記録・再生できる
LT変換の設定を保存する手順
LT変換の設定を保存して効率よく作業を進めよう

オートアクションでは操作を記録・再生できる

クリスタの「オートアクション」機能について簡単に説明します。

オートアクションを使うと、クリスタ上でおこなう機能を記録して再生することができます。

たとえば、

①レイヤーを追加して
②「線画」というレイヤー名をつける
③さらにレイヤーを追加して
④「下塗り」という名前をつける

という流れがあるとします。

手作業の場合、①～④を毎回一つひとつおこなう必要があります。

でも、この一連の流れをオートアクションに記録しておくと、次からは再生ボタン一つでそれらの作業が完了するのです。アイデア次第でどんどん効率化できそうですね！

一方、中には記録できない作業もあります。

クリスタASSETSでは、この機能を使った便利なオートアクションがたくさん提供されているので、使ってみても面白いかもしれません！

LT変換の設定を保存する手順

それでは、オートアクションを使ってLT変換の設定を保存してみましょう！

7STEP＋追加の1STEPの手順となっていますが、画像通りおこなえばよいので比較的かんたんです！ぜひ試してみてくださいね。

LT変換の設定保存手順
準備：LT変換する用の3D素材を追加し、そのレイヤーを選択しておく

STEP.1
新しいオートアクションセットを作る
まずは、オートアクションを保存するための新しいオートアクションセットを追加します。
「オートアクション」タブから、画像赤丸のフォルダアイコンをクリックします。
STEP.2
セットの名前を決める
セットの新規作成ウインドウが表示されたら、「セット名」に名前を入れ、「OK」をクリックします。
STEP.3
記録ボタンを押す
設定したオートアクションセット内で、画像矢印の赤い丸（記録ボタン）をクリックします。オートアクションの記録が開始します。
STEP.4
LT変換を実行する①
記録内容となるLT変換を実際に実行していきます。
まずは、先ほどクリックした記録ボタンが四角くなっていることを確認します。
次に、3Dのレイヤーから「効果」の「ライン抽出（丸二つが重なっているアイコン）」を選択後、「レイヤーのLT変換を実行」をクリックします。（またはレイヤーメニューからLT変換）
STEP.5
LT変換を実行する②
レイヤーのLT変換ウインドウが表示されたら、好みの設定をおこないます。
設定ができたら、「OK」ボタンをクリックします。
STEP.6
記録の確認
LT変換を実行すると、オートアクションの中に「レイヤーのLT変換」が記録されます。
こちらを開くと、設定内容を確認できます。
STEP.7
記録を停止する
今回の設定内容は以下の画像のような感じです。
設定を確認出来たら、右下の四角いボタン（記録停止ボタン）をクリックして記録を完了します。
STEP.8
追加の設定をおこなう
オートアクションの記録は完了しましたが、このまま実行するとボタンを押しただけでLT変換まで完了してしまいます。
つまり、設定をちょっと変えたいとか、プレビューを見たいとか、そういう作業を間に挟めないのです。
そこで、以下の画像のように赤丸部分にチェックを入れておくのがおすすめ。設定画面でオートアクションが停止するようになります。